ハイレベル政治フォーラム2018 活動報告 Vol.7
さて、そろそろ終わりが見えてきました。
7月17日火曜日🔥のご報告です。
(ご報告が遅くなりました。会議後も数日NYに残った後、昨日帰国したのですがあまりの東京の暑さにバテてますが、頑張って最後まで報告します)
今日のバナー写真は、せっかくなのでハイレベル政治フォーラム(以下、HLPF)において、各国の取り組みを発表する場(自発的国別レビュー、通称VNR)の様子です。
これはアイルランドが発表している様子。通常、発表者は外務大臣等が多いのですが、なんとユース世代の若者が2人も発表していました!!
会場でも若者の参加について質問があり、若者の役割に焦点が当たった発表でした💡
本日は、このような同世代が頑張る姿に勇気付けられ、最後までHLPFを駆け抜けた和田がお送りします💕
今日は
① SDGsにトキめく💕北橋北九州市長へのインタビュー
② マレーシア政府代表部訪問で気候変動を体感
③ 環境省サイドイベントで撮影隊
の3本立てでお送りします。
①SDGsにトキめく💕
北橋北九州市長へのインタビュー
昨日分の報告記事の中でも触れさせて頂いた北橋北九州市長に、今度は私たちがインタビューさせていただきました。
北九州は、高度経済成長期に大腸菌が棲めないほど海が汚染されてしまいましたが、女性を中心とした改善運動が起こり、今では環境分野、及びSDGsの先進都市になっています。
ちなみに、我々がHLPFで発表した「自治体SDGsマップ」では、目標5のジェンダーについてご協力を頂きました!
実は、北九州市は女性の参加が進んでいるんです!(政策等に関連する委員会の女性委員率について、全国平均が約20%であるのに対し、北九州では53%とのこと)
SDGsに取り組んだ背景を伺ったところ、「SDGsにときめく」とのお言葉が・・・✨✨
HLPFのプログラムのひとつとして開催された「地方政府と地域に関するフォーラム」に私も参加しましたが、アジアの自治体が少ない印象です。
こうした状況の中、「北九州市はアジアの代表として今後ともSDGsをリードしていける!」と思える、素敵なお言葉をたくさん頂いたインタビューでした。
後日公開予定ですので、乞うご期待!
※ちなみに北橋北九州市長からお土産をいただきました。可愛い!
②マレーシア政府代表部訪問を気候変動を体感
清水と和田は、国連や国際交渉を学ぶことを目的とした大学の授業でHLPFに参加しています(現地開講というダイナミックすぎる慶応大学の授業)🎓
授業のプログラムとして、マレーシア政府代表部を訪問し、マレーシアのSDGsの実行についてマレーシア政府の職員から講義を受け、議論する機会を頂きました。
マレーシア・パッタイもご馳走になり、素敵なおもてなし・・!
めちゃくちゃ美味しい。近くのマレーシア・レストランの料理だそう
日本国内の「自治体SDGsマップ」も配布しましたよ〜〜〜うふふ
もちろん、講義や議論の機会も非常に面白かったです!
マレーシアは自発的国別レビュー(VNR)を昨年発表し、またASEAN諸国の中でもリーダーシップを取っている国の1つです。
政府代表部として国際交渉の最前線にいる方々から、国際交渉の苦労話(?!)までお聞きすることができ、NYだからこそ得られる機会でした。
しかし、だんだんと怪しくなる窓からの景色・・・・ポツポツ雨が降り・・・
そして気候変動のお話になったとき、
「気候変動なんだけど・・ああ、まさに今窓の外で起きてるね」
とのお言葉に窓の外を眺めると・・・
超★大雨
外へ出れないほどの大雨でした。
結局、お話が終わった後も玄関で少し滞在させていただいたら、すぐに弱まったのですが、ニューヨークでもゲリラ豪雨ってあるんだと驚愕☔️
気候変動問題を自分ごとに感じました。そして、持続可能性にまつわる課題を解決するためにSDGsがこの場にある・・・とSDGsを本気で「自分ごと」として捉えた瞬間でした。
③ 環境省サイドイベントで撮影隊
今までの報告で、主要な会議の他にサイドイベントがあるとお伝えしましたが、日本政府(環境省)主催のサイドイベントも開催されました。
その名も「Toward Sustainable Cities in Asia-Pacific」
公益財団法人地球環境戦略機関の武内先生、北九州市の北橋市長と立て続けに撮影のお手伝いをしてきた私たちですが、ついに日本政府サイドイベントでも撮影隊をさせていただけました!
内容はこんな感じです!
清水・和田の指導教官である蟹江憲史慶應大学教授もご登壇されました🦀💕
日本の取り組みを発表しながら、海外の視点を取り入れた議論となりました💡
傍聴にいらっしゃった静岡市副市長ともパシャり。
そんな感じの1日でした!
HLPF最後の1日では思いがけない出会いが!
最後まで気が抜けないHLPF、明日が最後のご報告です。ぜひご覧ください!
文責:和田 恵